経理・決済に関するクラウドサービス②【MFクラウド会計(マネーフォワード)】
クラウド会計ソフト②【MFクラウド会計】
東京都台東区の税理士・公認会計士の白根です。前回に引き続き、わたしたち、あしたの会計事務所がメインで利用を進めている「クラウド会計ソフト」をご紹介します。
今回は「MFクラウド会計」(マネーフォワード社)です。
今クラウドソフトといえば、前回ご紹介したfreeeとMFクラウド会計(マネーフォワード社)の2つがとても有名です。
このMFクラウド会計(以下「MF」)は、従来のインストール型の会計ソフトに慣れた人でも使いやすいようなソフトになっているのが特徴です。
ですから、ある程度簿記の知識がある方や、今まで使っていた会計ソフトの使い方はよく知っているというような方におススメのソフトだと思います。
また、このような理由から、会計事務所がこのMFクラウド会計を導入する流れが増えてきています。(全国の大手の税理士法人や会計事務所がインストール型の会計ソフトからMFへの切り替えを始める流れが来ています)
MFを利用している方のご意見を伺うと、今までと変わらない感覚で作業等ができるので使いやすいとおっしゃる方がほとんどです。
「税理士や会計事務所の方に、MFとfreeeとどちらがいいですか?」
と聞くと、大部分の方がMFだと答えるのは、こういった理由からです。
また、MFは会計だけでなく、
・MF確定申告
・MF請求書
・MF消込
・MFマイナンバー
・MF経費精算
と周辺のサービスも充実したものを提供しているのですが、会計以外のサービスを利用するには別料金を払わなくてはいけないシステムとなっています。
このため、トータルで見た場合には、月額利用料が高くなってしまう傾向にあります。
以前MFの方が、全部まとめたパックを6,500円くらいで提供する予定だとおっしゃっていたので、周辺サービスを使いたい方はそのプランを利用するとよいでしょう。
また、いわゆる銀行やカードデータを同期して、複数の金融機関等の取引口座情報を一つの画面に一括表示する、
という技術を持っているのは、freeeとMFの2社だけで、他の会社のクラウドソフトはMoneytreeという別の会社の技術供与を受けているというのが現状です。
特にMFはこのあたりの技術が高いというのと、住信SBIネット銀行といち早くAPI連携をするなど、データ連携に非常に優れたソフトといえるのではないかと思います。
(今後ご紹介する予定の勤怠管理ソフトなども、MF給与は素晴らしく連携しています)
最後に公認メンバーについて。
わたしたちもMFクラウド公認メンバーに参加してますが、freeeの認定アドバイザー制度とは異なり、
会費をいくら支払うかでランクが異なるという仕組みになっていますので、ゴールドメンバーだからノウハウがあるというわけでは必ずしもないので、情報としてコメントさせていただきます
(私たちはケチってブロンズ~シルバーメンバーのためか、
MFクラウド会計の検索画面でも登場しません 笑)。
他にも知りたい分野などがありましたら、是非お気軽にお問い合わせください!
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