最近は

ひきこもり

に関するニュースが多いですね。

今年の3月に行われた
内閣府の発表によりますと、

「中高年のひきこもり推計は61万3千人」

という結果だったそうです！

ここでいう中高年とは

「満40歳～満64歳」

の層をいい、

ひきこもりとは、

「自宅に半年以上閉じこもっている」

と定義しているようです。

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参考

内閣府では2016年9月に
若年層である15～39歳の調査結果を公表していて、
その結果は

「若年層のひきこもり推計は54万1千人」

となっていました。

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中高年を対象にした
ひきこもりの調査は初めてだったようで

また、最近ひきこもりに関係する
事件が多くなってきたことから

ニュースでもよく取り上げられているかと思います。

正直なところ、

この人数にとても驚かされました。

60万人というと、

鳥取県（56万人）の人口

東京の中でいえば、

杉並区（57万人）

の人がみんなひきこもっている

という状態です。

また、若年層の人数を合わせると
推計115万人ということになりますから

大分県（114万人）

石川県（114万人）

とか

広島県広島市（119万人）

宮城県仙台市（108万人）

千葉県千葉市（97万人）

東京都世田谷区（92万人）

の人が、半年以上自宅に閉じこもっている！

ということです。

本当に驚きです。

中高年のひきこもりの原因は
仕事関係がほとんどで、

・退職（36.3％）
・人間関係がうまくいかない（21.3％）
・職場になじめなかった（19.1％）
・就職活動がうまくいかなかった（6.4％）

また、7割以上が男性ということでした。

当たり前ですが、

私たちにとって、
仕事・職場というものは
人生にとって本当に重要なものだ

ということを改めて感じました。

最近はトヨタの豊田章男社長が

「終身雇用の継続は難しい」

との認識を示したり、

経団連の中西宏明会長も

「終身雇用をもう守れない」

と発言したりしています。

https://www.youtube.com/watch?v=SD9SV1crNe0

これまで会社のために必死に働いてきた
中高年のサラリーマンも

今後は余儀なく退職に追い込まれたりすることが
でてきてしまうと思います。

それだけでなく、

年金がもらえるタイミングも
だんだん遅くなってきています。

今後は70歳、
もしかしたら80歳になるまで
もらえないなんてこともあるかもしれません。

そうすると、今後は

50代でも、
会社からは追い出されるし、

70歳とか80歳まで
年金ももらえない

というような状況となり、

50代～70代になったときの
戦略を考えておかないといけない

ということになるかと思います。

（これまで頼りにしていた
　会社も国も
　自分を守ってくれない時代に
　なったということでしょうか）

このような悲観的な状況があるので

中高年のひきこもりが

ますます増えてしまうのでしょうか。

わたしたちはいま、

「起業する方を応援したい」

という想いで

この仕事をしています。

最近は起業をされる方も
若い方だけではなく、

中高年の方々の起業が
とても増えてきています。

前半に書いた時代背景もあるので、

今後は

「シニア起業」

というものがどんどん増えてくると思います。

シニアで起業されている方々に話を伺いますと、
本当に素晴らしい技術や経験を
お持ちの方がとても多いので、

是非そのような価値が
社会に役立てるよう、
これからも、

わたしたちは「シニア起業」を
ぜひ応援していければと考えています。

そんな中、

たまたまお付き合いのある
税理士や社会保険労務士の先生から

一緒に「シニア起業」に関する本を出版しませんか？

というお誘いを受けました。

少しでも社会に役立てることがあれば
取り組んでいきたいと考えておりますので、

また進展等がありましたら
報告などさせていただければと思います。

 

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お届けさせていただきます。

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