アイリッシュパブ アンソラス(An SÓLÁS)様

東京都 渋谷区のアイリッシュパブ、アンソラスのウイリアムライアン氏、一色千枝子氏、狩野淳氏に、あしたの会計事務所に顧問業務を依頼した経緯とその理由について詳しくお聞きしました。
あしたの会計事務所に依頼している内容
- アンソラスはあしたの会計事務所(以下 あしたの会計)をどのように活用していますか。
-
アンソラスは、あしたの会計の白根さん、長瀬さんにお店の会計や経営に関する顧問業務をお願いしています。具体的には「決算書の作成と申告」「日々の記帳の指導(※ 記帳そのものは自分でやっています)」「経営や資金繰りの相談」などです。
おかげさまでお店も無事2年目を迎えることができました。経営はおおむね順調です。開業するときは融資を受けましたが、それ以外は資金難に陥ったことはなく、運転資金の追加借入などは1度もやっていません。
私たち3人とも自分のお店を運営するのは初めてで、最初は本当に手探り状態でした。それでもお金でつまづくことなく、ここまで来られたのは、あしたの会計の支援が大きいと思います。
あしたの会計の支援のエピソード
- おかげで助かった!というエピソードなどあればお聞かせください。
そうですね、いま思い出すと色々あるのですが…
・開業資金の融資を手伝ってもらったこと
・初年度、売上げが落ち込んだときに相談したこと
・ウイリアムのビザ更新を手伝ってもらったことが、とくに助かった点です。
区の融資制度の活用
- 「開業資金の融資を手伝ってもらったこと」とは具体的には。
アンソラスは、家具や備品もアイルランドから輸入したり、店舗デザインも優秀なデザイナーに頼んだりと、開店にいろいろお金がかかりました。開業資金は3人の貯金だけでは足りなかったので、渋谷区の創業融資制度に申し込むことにしました。この制度は利子が格安だったので、ぜひ審査を通過したいところでした。
ところがそのとき書類作成を頼みかけた中小企業診断士が、ちょっと軽率な人で、区や金融機関に提出する金額と実際に支払う金額を二重にしようとしたんです。最初私たちは診断士の人がそういうのなら、それでいいのかなと一瞬受け入れかけたのですが、白根さんに相談したところ「ダメ、絶対」と強く引き留めてくれたので、私たちも目が覚めました。
結局、区に提出する書類は、あしたの会計のアドバイスに従って作ることにしました。おかげさまで審査は無事に通過し、創業資金を低い利子で調達することができました。
初年度を乗り切るための相談
- 「初年度、売上げが落ち込んだときに相談した」とは。
お店の最初の1年目は、なかなか大変でした。自分たちのお店の特性、お客様の特性、代々木というこの町の特性、お店と代々木の町の相性など、最初の年は何もわかりませんでした。
夏場に一時的に売上げが落ち込んだことがあります、開業2年目の今では「それは一時的なこと」「その季節はそんなもの」と分かるのですが、開業一年目はそういう「アタリ」がつきません。このままずっとダメなんじゃないかと不安になりました。
そんなとき、あしたの会計に相談できたのは心強いことでした。白根さんに売上げ数字を見せて相談したところ、「ちょっと数字は落ち込んでますけど、まだそれほど焦ることはありません。開業して1年経ったばかりですし、必要以上に悲観的にはならず、まずは一度今後の売上予測をした上で、資金的に本当に回らないのかどうかを判断し、どのような手を打つ必要があるのかを一緒に検討していきましょう」とアドバイスしていただけました。
これって体の調子が悪いときにお医者さんに相談するようなものだと思います。プロの意見が聞けると、気持ちが安心します。
ビザ更新の手伝い
- 「ウイリアムのビザ更新を手伝ってもらった」とは。
ウイリアムはアイルランド人なので定期的に就労ビザを更新しなければいけません。ただそのときは時期的に「ちょっと一筋縄でいかない更新」になりそうでした。どうしようかと思って、あしたの会計に相談したところ、社会保険労務士のN先生を紹介してくださいました。
先生はとても手際がよく、おかげでビザは無事に更新できました。ウイリアムも「今までの先生の中でNさんがいちばん良かった」と言っていました。
あしたの会計のいいところ
- これまでつきあってみて分かった、「あしたの会計への評価」をお聞かせください。
-
あしたの会計は白根さんも長瀬さんも「若い専門家さん」なので良いです。これが年配の方であまりにも重厚なオーラが出ていると、なかなか相談もしづらいというか、下手なことをいうと「そんな初歩的なことも知らないでお店やってるの!?」と厳しい視線で見られるかもしれませんし、やっぱり、つきあいづらいです。
でもあしたの会計はお二人とも気さくで話しやすいです。どんな質問をしても恥ずかしくないですし、いつも迅速に親切に回答してくださいます。
(ウイリアムさん):僕の目から見ても、白根さんは最初に会ったときから「信用できる!」と思えました。いい会計士さんです。
(一色さん):おかげさまでアンソラスも軌道に載ってきたので、もしかすると2店目を出店するかも知れません。そのときは開店資金のことなどでまたご相談すると思います。ひきつづきよろしくお願いします。
取材日時:2016年6月 取材制作:カスタマワイズ